みみずくの藥局
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アロマテラピーとは


○アロマテラピーって何?

香りは感覚の中では非常に表現しづらい、抽象的なものですが、この香りを用いた療法がアロマテラピー(芳香療法)です。アロマテラピーには植物から抽出されたエッセンシャルオイル(精油)を使用します。エッセンシャルオイルは植物や果物の花、葉、茎、果実などから採種して蒸留したオイルで、揮発性が高く、液体から気体への変化が早いです。
エッセンシャルオイルを芳香療法として身体に取り入れる場合、主に二通りの方法があります。一つは香りを鼻から吸収して脳に働きかける方法で、アロマポットを使ってエッセンシャルオイルを温めたり、素焼きのポットなどを使って香りを出し吸収します。もう一つは希釈をしてマッサージをするアロママッサージで、皮膚から吸収させ血液やリンパに送り込みます。アロママッサージでは、これも自然な植物から出来たベースオイルを使用します。他に応用として入浴時のバスタブに入れた入浴や、化粧品や香水を作ったり、ミストスプレーを作ったりすることが出来ます。

○エッセンシャルオイル

エッセンシャルオイルの製造には大きく分けて3つの方法があります。

・水蒸気蒸留法:原料のハーブをそのままあるいは砕いて容器に入れ、したから水蒸気を吹き込み、その蒸気対を今度は管に集めて冷却をします。すると蒸気は液化します。この時に出来た上澄みのオイルがエッセンシャルオイルです。エッセンシャルオイルは水の比重より軽いので上澄みとして浮きます。その他の液体はわずかではありますが、ハーブの成分を含んでいる液体ですので、化粧水として用?圧搾法:果実な主なハーブはこの方法で抽出されます。

・圧搾法:果実などに使われる方法で、器具で押しつぶして出来た液体を使います。。

・溶剤抽出法:花の香気を揮発性溶剤に移し、溶剤を揮発させて取り去ると固形物質が残ります。これを今度はアルコール溶剤で再び溶かして成分を移行させ、再度溶剤を揮発させて残ったものがエッセンシャルオイルとなります。この方法はローズやジャスミンなど、製造しにくい、オイルが出来にくい高価な物に使われます。
この溶剤抽出法で取れたローズのエッセンシャルオイルをローズアブソリュートと分類し、水蒸気蒸留法で取れたオイルはローズオットと分類されています。

エッセンシャルオイルは揮発しやすいオイルであると同時に、酸化しやすいオイルでもあります。通常遮光されたガラス瓶に入っていますが、開封したら柑橘系は6ヵ月以内、他のオイルは1年以内には使い切るようにして下さい。また栓はきちんと硬く締めて保管して下さい。

○アロマテラピーの歴史

アロマテラピーのはじまりは、古くは紀元前3世紀頃の古代エジプトで治療のために始められ、古代ギリシャで発展したと言われるとても古い民間療法です。エッセンシャルオイルは医薬品代わりとして、アロマテラピーは医学として発展してきました。当時は今のような精油蒸留法のような技術はありませんでしたが、香りは生活に根付き利用されてきた証明として、古代エジプトの壁画に香油や香炉を神に捧げている人物が描かれています。同じように薬草を使った療法として、インドではアーユルベーダ、中国では漢方薬として利用されてきました。
16世紀初頭にヨーロッパで疫病が流行し、そこでハーブやアロマテラピーが大活躍をし、再び注目されるようになりました。
ヨーロッパではエッセンシャルオイルが生活の中に密着してきました。古代エジプトの時代には、ミイラの防腐剤としてシダーウッドなどが利用されたり、ヨーロッパでトイレのなかった時代には、悪臭や伝染病予防のためにローズマリーなどが利用されたり、体臭を隠すために香水として利用されたりしてきました。
アロマテラピーという言葉は、20世紀初頭にフランスの科学者ルネ・モーリス・ガットフォセが研究中に大やけどを負った時に、ラベンダーオイルの中に直接手を入れたところ、痛みが取れ傷跡も治癒したことから研究を始め、その論文でアロマテラピーという言葉を造り発表しました。
日本には色々な形でアロマテラピーが紹介されてきましたが、大きな機転となったのは1980年頃からアロマテラピーに関する本が出版されてから徐々に浸透してきたと思います。


●アロママッサージ






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