みみずくの藥局
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肥満って何?


○肥満って何?

 最近ダイエットをされる方が大変増えています。体重が多い、体重が増えたという人から、スタイルを維持したい、薄着をするので始めたいなど、理由は人によって様々です。ただ敏感になりすぎて、ダイエットの必要のない人まで無理にダイエットをし、過剰なダイエットをして体をこわしてしまう人も少なくありません。本当にダイエットが必要な人は、肥満の人達です。
 西洋医学で言う肥満は、体重が多いと言うことが肥満ではありません。身体に脂肪が蓄積された状態を肥満といい、体重に対してどのくらいの脂肪(体脂肪)があるかが問題となります。体重に対する体脂肪の割合を体脂肪率といいます。体重が多くてもその大部分が筋肉で、体脂肪の割合が多ければ肥満ではありません。従ってただ単に体重が多いから肥満と言うことではなく、痩せていても身体の中に脂肪が多く蓄積されていれば、その人は隠れ肥満ということになり、ダイエットの必要性が出てきます。
 

○どうして太るの?

 一つは最近の欧米化の食生活が要因に上げられます。昔の日本人は、高カロリーの食事や肉類、脂肪分をほとんど取ることがなく、今の栄養学的に見て理想の食生活を送っていました。それが明治以降急激に食生活が変わり、摂取したカロリーを代謝出来ずに身体に脂肪として蓄積されてしまいます。この体内に蓄積された脂肪が体脂肪です。代謝出来ない要因としては、運動不足に夜エネルギー放出の低下、基礎代謝量の低下、自律神経の不調和やホルモンバランスの乱れによって起こるものなどがあります。他に太る原因としては水分代謝が悪くて起こるもの、ストレスが原因となり起こるもの、血の巡りが原因で起こるもの、など色々な原因が考えられます。
 それから体脂肪は脂肪細胞という細胞に蓄積されます。この体脂肪の倉庫となる脂肪細胞は、障害のうちに3回増殖をします。1回目が胎児末期の3ヶ月、2回目が生後1年のミルクを飲んでいる時期、そして3回目が思春期です。これらの時期に食べ過ぎたり、カロリーを過剰に摂取したりしすぎると、脂肪細胞の数が増えてしまい、脂肪をため込むスペースを作ってしまいます。その期間の過ごし方、特に1つ目、2つ目は胎児や赤ちゃんですので、親の管理が大切になります。

○体脂肪って何?

 一見身体にとって良くないモノと思われがちな体脂肪は、体の中に過剰にあると生活習慣病を引き起こしやすくなり、高血圧、心臓病、糖尿病、高脂血症、痛風、動脈硬化の原因になったりします。しかし、正常な量の体脂肪は、体温の保持や内臓の正しい位置の確保、餓鬼時のエネルギー源になるとか、外部からの衝撃に対しクッションの役割をするなどの、身体にとって大切な役目を持っています。ですので、ただ単に体脂肪を減らせばよいと言うものではなく、無理に減らしすぎてしまうと、逆に身体に悪影響を与えてしまいます。
 体脂肪には皮下脂肪、内臓脂肪、血中脂肪があります。皮下脂肪は皮膚の内側につく脂肪で、エネルギーを溜めたり体温を保つ役割を持ちます。一般に体の構造上、男性より女性の方が皮下脂肪が多めについています。体内に溜まりにくい脂肪ですが、分解されにくくなかなか減らすことが難しい脂肪です。内臓脂肪は、内臓の廻りにつく体脂肪で、溜まりやすい脂肪ですが、分解もしやすい脂肪です。この脂肪は血液の中に溶けやすく、血中脂肪になりやすいです。血中脂肪は血液の中に溶けている脂肪で、生活習慣病の原因になりやすくなります。


●肥満判定基準
●基礎代謝量






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