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狂牛病について


読売新聞 平成13年10月6日(土)より抜粋


○安全性

・高度感染性:脳、脊髄、目
・中度感染性:回腸、リンパ節、近位結腸、脾臓、扁桃、硬膜、松果体、胎盤、脳脊髄液、下垂体、副腎

・低度感染性:遠位結腸、鼻粘膜、末梢神経、骨髄、肝臓、膵臓、胸腺、肺
・感染性なし:心臓、腎臓、乳腺、牛乳、卵巣、唾液、唾液腺、精のう、血清、骨格筋、睾丸、甲状腺、子宮、胎児組織、胆汁、骨、軟骨組織、結合組織、毛皮膚

○牛肉

 国際獣疫事務局(OIE)は、狂牛病発生国からの牛肉輸入に関する規制基準で、脳や脊髄、目、小腸の先端(回腸遠位部)を感染の高い「特定危険部位」に指定している。これらを除けば、「基本的に肉は安全」(厚生労働省)という。ただ、「背割り」と呼ばれる解体方法で飛び散った脊髄が、肉に付着して感染する可能性が指摘されており、銅賞は解体方法の見直しを進めている。
 これまでは、牛の脳みそを刺身にして出す店もあった。しかし、先月末から、全国の食肉処理場で、危険部位の消却が求められ、危険部位が市場に出回る事はなくなった。
欧州では今年二月、Tボーンステーキとして知られる背骨付き肉の販売が禁止された。背景には、脊髄が通っている部分があるためだが、日本では規制がない。


○牛乳

 国内初の感染牛が乳牛だった事で、一時は乳業メーカーが千葉県内の酪農家が生産した牛乳の入荷を断る事態になったが、世界保険機構(WHO)は、1996年、マウスによる実験などの結果、感染牛の牛乳を飲んでも人に感染しないとする安全宣言を出している。

○加工食品

 ブイヨンやコンソメなどの調味料、レトルトカレー、即席ラーメンのスープ、スナック菓子の味付けなど幅広く利用されているのが牛のエキス。煮込んだ骨やくず肉から作る。骨は感染性がなく安全とされているが、脊髄が混じった背骨を原料とした場合、病原体の異常プリオンが混入する可能性がある。胎盤を原料とし、美容飲料に使われるプラセンタ(胎盤)エキスも同じだ。カルシウム補助食品などに使用される骨粉は、狂牛病の感染源とされる飼料用原料の肉骨粉に名前が似ている。このため、各メーカーには問い合わせが相次いだが、飼料用とは異なり、千度以上の高温で焼却処理するため、病原体が残らない。実際には安全なものがほとんどだ。
皮と骨が原料のゼラチンやコラーゲンも、製造過程で化学処理されるため安全性は高い。牛脂やマーガリンの危険性はない。

○医薬品・化粧品

  国内で約五千品目販売されているうち、約八百四十品目に牛の成分が使われている。その多くは、肝臓や血液が原料。地肌につけたり、注射などで直接体内に取り込んだりするため、食品に比べ使用成分の規制が厳しく、安全性は高い。昨年十二月には、危険部位や狂牛病発生国の牛を原料に使用することが禁止された。今回、国産牛も原料に使えなくなったことで、こうした医薬品や化粧品の使用はほとんど問題がないとされている。


*狂牛病に関する情報を、今回読売新聞に掲載されておりました記事の中から、特に安全性についての記事を抜粋致しました。あくまで情報として掲載致しておりますので、この件に関する質問やお問い合わせは一切お断り致します。ご了承下さい。




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